皆さんに墨差しの使い方を色々とアドバイス頂いたので、まあまあ綺麗な線が長く引けるようになってきました。
特に、水につけておくのは有効なようです。
あと、そもそも壺の墨が濃すぎたみたいで、水を足す度に調子がよくなりました(笑)。
それと、やっぱり僕は、竹の方がいろいろと使いやすいような気がしました。
あ、でも、筆の方は既製品の方が良いですね・・・・。
うーん、そうすると、両方を真ん中で切って、合体フランケンにしようかなぁ・・・。
〈また良からぬことを考えている模様・・・・悪い癖。)
では、失敗の続きです。
柱の天端が恥かいてしまいました!
これは、墨を迷ったわけではなく、はじめに木取りしたときに、テキトーなところで切った為です。
教訓:ちゃんと算用してから切りましょう。
奥に筋交いと火打ちが見えます。
この前のリベロの使いまわし部分が、右の壁に見えています。
筋交いは現場採寸だから良いんですが、火打ちはパパっと計算で寸法を出して作っておいたら、勘違いをしていて、ちょっと短くなってました。作り直し。
前のときはピッタリに作れたのになー・・・。
教訓:計算も良いけど、やっぱり原寸を書きましょう。
あと、墨付けをしてみてわかったのですが、たとえ規模が小さくても、ちゃんと図板を作るべきでした。
「紙の図面でもええじゃろ~。」
ちゃんと図板を書いて単純化して、情報を集約・整理しないといけませんでした。同じことを何度も検討してみたり、勘違いに気がつかなかったり。
次回はどんなに小規模でも、図板を書きます!
あと、刻みの途中で応援現場に行ったのも、良くないですね。反省。
ところで、ちょっと気を遣ったところ。
裏のお宅の窓に屋根がかからないように、高さを計算して押さえました。
こういうことって、結構大事です。 見落とすと、大事件になるかもしれませんよ。
こういった点なら、何とかハウスの若い営業マンなんかには、負ける気がしません!
最後に、ちょっと疑問。
波板の重ねは、かぶせが谷底で、基本2山半と習いました。
1山半でも吸いこみが下に落ちることはないけど、2山半にしておくと、風にあおられたときの鳴りが、相当少なくなるのだとか。
ただ、波板の働き巾に注目すると、1山半死んで丁度606ミリ(2尺)です。2山半死ぬと、576ミリ。
ってことは、メーカーさんの設計はラップ1山半なのでしょうか?
皆さんはどのようにお考えですか?
・・・というところで、また次回に続きを書くことにしますね。 ではでは。