Googleの人工知能「AlphaGo」が世界最強の囲碁棋士に連勝したそうです。
囲碁には全く詳しくありませんが、自由度が高くて手数が多いので、チェスや将棋に比べてより大局観を必要とするようなイメージがあります。だとすると、人工知能に対して人間が最も有利なのは囲碁なのだろうと。
ところが、どうやら予想よりもずいぶんと早く、人間では勝てなくなってしまったようです。
人工知能が、プログラミング通りに思考するのではなく自ら学習する力を備えると、その性能は今後も加速度的に向上すして行くのでしょう。
僕はそこで、疑問が2つ浮かびます。
1. 人工知能に、ギャグやジョークの創作は、可能か。
2. 人工知能は、例えば「囲碁で勝った。」などということの ”意味” が、理解出来るのか。
コンピュータを使っているといつも感じることですが、どんなに的確な処理をしたり、流暢な日本語であれこれ人間に話しかけてきたところで、その意味は全くわかっていません。 当たり前ですが。
言い方をかえると、彼らは、何も感じていないのです。
僕はその部分が、不気味でたまりません・・・。