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Channel: 大工かたさんの七転八起
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いたずら(?)されて、びっくらこ。

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 Ask518さんのブログに、”イタズラを仕込んだョ” っていう記事がありました。


http://ask518.hatenablog.com/entries/2016/09/27


 
 てっきり、現場で他の職人さんの機械の故障を、こっそり修理でもしたのかと・・・。


 まさか、これの事だったとは!!!


 今日、帰宅してみると届いていた、小包を開けると。




 いやー、驚きましたよー。

 
 まさか、遥か遠く秋田県から、我が子の誕生祝を頂くとは、思いもよりませんでした。


 いろいろと、想いの詰まった品々です。大切に、使わせていただきます。



 Ask518さん、温かいお心遣い、ありがとうございます。



 ん? まてよ・・・ウチの住所って、どうしてわかったんだっけ??

 まさかエスパー!?


 




 


長男坊、風邪をひく。

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 昨日のこと。小3の長男が学校で高熱を出し、めずらしく早退してきました。


 一夜明けて、今朝は熱こそ下がったものの、食欲がなく本調子ではなさそうなので、1日学校を休ませることにしました。


 昼ごろにはかなり回復し、時間を持て余した彼は、自由画帳になにやら落書きをしていたようです。


 今まで書き溜めた分もあって、覗いてみると、なかなか面白いですよ。


 これは、有名なマンガのキャラですね。





 おお、スポンジ・ボブだー。うまいじゃん。





 絵本のチップとデールのチップかな。



 こういう、動きとか表情のある絵は、お父さんは全く描けませんでした。というか、今でも充分負けてます。なので、イラストは君オリジナルの得意技のようだね。


 ・・長男は、兄弟の仲でも特に僕にそっくりです。が、教えもしないのに親の出来ないことが自然と出来てしまうのは、子供のとっても面白いところ、不思議なところだと思います。



 さて、親以外の人には退屈でしかない写真を、もう少し並べてみちゃおうかな(笑)。

 
 この鎧武者は、羽柴秀長らしい。・・・人選がシブ過ぎ!




  おお、トランクス君、いまだに活躍しているみたいだね。



 8頭身でかっこいい!

 なのに、

 なのに、

 なんで・・・、

 
 なんで父親のべジータは4頭身半しかないの(泣)。



 しかも胴体短すぎで異様な体型になっているぞ。


 
 フリーザ様に至っては・・・



 顔が変!!

 ピラフ様が入ってる!!!

 ピラフリーザ?


 そういえば、僕の文章は一人称が ”僕” とか ”私” で、語尾がです・ます調なんですね。そんな話し方が似ているからなのか、amou10さんに”フリーザ様”って言われてる。

 いっそ、このピラフリーザを、自画像にしようかな。



 最後に、探偵ホームズの扮装をしたネコのトム。



 やっぱり、なんだか、動きと愛嬌があって、お父さんは好きだなー。

 と、親バカなひとときなのでした・・・。

足首が治った。

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 そういえば、去年の今頃は、右足首が思うように動かず、痛みを伴っていましたっけ。

 自然発生した普通は無い骨の”豆骨”は、相変わらずあるようです。が、痛みはどうやら完治しました。

 よかった、よかった。


 僕の知らなかった、高性能のインソールや作業靴を紹介してくださった皆さん、ありがとうございました。


 あれからすぐに、足袋靴のサイズを0.5cm大きくして、どれもこれも、インソールを敷きました。

 地下足袋にもインソール。チョキチョキと指付きの形に切って。



 すごい楽なので、もう手放せませんよ。疲労軽減に効果ありありだと思います。


 あと他には、研ぎ物するときの姿勢を、負担の軽いように注意するようになりました。



 一応たぶん、まだ先が長いので、養生しながらうまく使っていかないと、ですね。

応援現場。

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 今日は、急きょ依頼のあった応援現場へ。

 このまえ生まれた末っ子の出産の日、この棟梁さんとの約束をドタキャンしたので 、穴埋めのつもりで精一杯働いてきました。


 今日1日の仕事。


 2Fの巾木。新建材ハカマ付き白。洋間6~8帖×3部屋と、WIC×2部屋、クローゼット、トイレ、納戸、廊下。
材料にして68mで、ちょうどお昼に終了。

 午後は、新建材のナンチャッテ枕棚ハンガーパイプ付き×6箇所、中段1箇所、建具の梱包ばらし&ゴミ出しに、組立吊り込み。

 ドア4箇所、クロゼット折戸4枚、引き違い2枚。このうち、トイレドア1枚を残してタイムオーバー終了です。

 8時開始、6時終了で、休憩は10時12時15時に合計2時間取りました。清掃片付けはばっちりです。


 棟梁さんは速くて仕上がりが良いからと、日当に余分をつけて下さいます。


 でも、僕が過去数年間に手間請けをした場合(今日の応援現場とは別の会社です。)の月収は、良く出来る人の半分とか、最高の人の3分の1くらいらしいことが、最近わかりました。

 
 あまりスピードを追求して仕事するのは好きじゃないですが、2倍3倍の差は度が過ぎると思います。遅すぎは職人として問題があると思います。かといって、上に例を挙げたような1日分の2倍の仕事をしている人を、実際に見たことがありません。


 正直、いったいどういうことなのか、わけがわかりません。

 僕の仕事ペースは遅いのでしょうか?


 「まあまあかなー。」とか、「遅すぎるでしょ!なにやってんの!」 とか、遠慮なく教えていただけると有難いです。

 
 20年近くも大工やってきて、どう考えて良いか、わけがわからなくなりそうです。

 今は手間請け仕事はしていないのですが、自分なりの自覚を持っておきたいのです。

 
 

幽霊って怖い?

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 幽霊やら心霊現象がどうのこうの、という番組が時々あるよね。


 お父さんは霊感が全くないのか、幽霊なんか見たこともないよ。興味もない。

 そういえば本当に霊感のある人ってのは、幽霊が生きてる人と同じようにはっきり見えて、区別がつきにくいくらいだ、という話も、読んだことがあるなぁ。


 ところで、キャーキャーもてはやすほど、幽霊って怖いかなぁ?


 実は子供の頃には暗闇がちょっと怖かった思い出がある。けれど、大人になって、おじさんになって、だんだんものの分別がついてくると、幽霊が怖いなんて、ほとんど思わなくなったよ。ちょっと気持ち悪いくらいなもんかな。


 理由は簡単で、それは、生きている人間の方がよっぽど怖いから(笑)。

 
 もちろん人によるけれど、人間の凶暴なやつくらいグロテスクな生き物は、なかなかいないと思う。いろんな意味で、凶暴なやつね。


 歴史や、現在の世界を冷静に見渡してみよう。 


 無論、こんな話に実感が持てないまま人生を過ごすのも、それはそれで大いに結構だ。

 

 本当に幽霊がいるなら、友達になってみたいな。

変化しようとおもう。

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 昨日とおととい、建前応援に行ってきました。楽しかった!


 下請けを一旦やめると決めたとたん、何故かいきなり直営の依頼が増えて、業務がまわらなくなりました。下手なもぐら叩きのような状態。


 そこで、お盆明けから、現場に出ないことを恐れず、予定をスカスカにしてみました。


 それでも現場に出なければ済まないことも多くて、未だに宿題を引きずってはいます。そんな中で、応援現場に行って、1日中、大工仕事に集中できる日というのは、なんだか 「お楽しみ日」 みたいになってしまいました。


 そんな現場からの帰り道、人生で初めて、自分用の焼酎を買いました。

 授乳中の嫁さんには悪いけど、よく眠りたい、と。



 僕は極端な下戸ですが、お酒の中では焼酎がいちばんおいしく感じます。

 マグカップに、1~2センチ入れて、あとは熱湯を注ぎます。


 「ほとんど白湯じゃがな。」


と嫁さんに言われますが、良い匂いがして、充分に酔えるのですよ。


  
 そんな中、小欄のコメント投稿者の方が紹介くださった本を買い求めようと立ち寄った本屋で、何故か全く違う本を購入。

 (ナポレオン=ヒルさんの方は、アマゾンで探すことにします。)



 先ほど一気に全部読んで、いろいろと気が付きました。


 本の内容には無かったのですが、もうひとつ発見があって、それは、僕がいま、仕事でやろうとしていたことって結局、今までやってきたこと 〈大工として現場で稼ぐ) を温存しつつ、さらに工務店の業務全てをそれに上乗せしよう、ってことなんじゃないかと。


 こうして文章にしてみると明快ですが、それは・・無理だなと(笑)。


 いまごろやっと、気が付きました。 (アホである。)


 少なくとも、自分の技術が不足している業務が、手探り状態から抜け出してからでなければ、大工仕事と工務店の仕事を全て充実させるのは、到底無理です。


 軌道に乗せるには、10年くらいかける気持ちで、と、コメント欄で助言をいただいたのを思い出しました。


 本の内容も合わせて考えると、仕事が出来るようになったら余裕が生まれるんじゃなくて、余裕を作り出さないと、上のステージには上がれないんですね、きっと。


 やり方変えます。

 とりあえず、予定をもっとスカスカにします。どうせ、手持ち無沙汰になったためしがないもん。


 好きなことも少しはやります。

 
 疲れないように気をつけて、時間に追われないことを目指して、工夫します。

 
 たったいま、そんなことを考えました。



 そしたら、いきなり大工道具の新しいアイディアがひらめいた! ・・いまは違うでしょ!


 試作はちょっとあとまわし。


 ではでは。


 

まみむメモ、メモ魔みむー。

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 ちょっと気が早いですが、先日、本屋に立ち寄ったついでに、来年の手帳を買い求めました。



 デカイっす。

 過去のものと比べると、どんどん巨大化してる。



 2016年のやつも、大きめを買ったつもりが、予定と、メモと、図面やらなんやらで、どのページもぐちゃぐちゃに埋まってしまい・・・もう満杯。


 こうして見返してみると、手帳の巨大化が始まったのも、つい最近のこと。そう、ちょうど、ブログを始めた頃と重なっている気がします。それまでは、冬場なら上着のポケットに入る大きさだったのにねー。


 ブログでぼやく → 助言 → それを実行 → 仕事に変化が


 みたいなことが、起こっているような・・・。


 そういえば、携帯できるメモ帳はメモ帳で必要なので、例えばこれとかを使います。


 胸ポケに入る大きさで、リング綴じで、表紙の丈夫なやつが好き。


 シャーペンは使いません。

 字が濃いので、水性ボールペンが、後から見返すときに断然、見やすいです。
 
 空中戦で書いても、濃く書けるし。



 中でもお気に入りは、ZEBRAの SARASA-CLIP 0.4 です。

 どこにでも挟めて落ちないし、書きやすいし、故障が少ないです。

 0.3はかすれたり紙が破れたりするし、0.5で小さな字を書くとつぶれるので、中途半端な0.4。


 何でもかんでもメモして、出かけるときには、そっち方面で、ついでに出来る用事や買い物が無いかチェック。出先で10分空き時間が出来たときも、何か出来ることはないかと、パラパラ見ています。


 僕にとっては、電子機器より、使い勝手が良いのです。 ま、アナログ人間ですね。


 どうしてこうなったのか?


 会社員時代も含めて、メモしない監督はほぼ例外なくダメだったので、その反対をやっているだけのことですよん。

 ではでは。
 

まだまだ使うよー!

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 メンテナンスに出していたコンプレッサが帰ってきました。


 最近微妙な異音を感じていたのと、たぶん10年近く使っているので、部品交換の時期は過ぎているよなぁ・・・ということで、入院させることにしました。(3年目にピストン破断の大修理が一回ありましたが。)

 機種はマックス1230です。

 toshikaneさんに教えてもらったとおり、携帯の番号と、「技師さん、とりあえず電話ください。」という伝言を機械本体に貼り付けておいたところ、早速電話が来ました。

 「どういった不具合ですか?」

 「故障ではないのですが、異音を感じるので、ベアリング、ピストンリング等の消耗部品、その他問題がある部品を、全て交換してください。」

 「オーバーヒートの履歴があるので、汲み上げ時間は改善しないかもしれませんが、よろしいですか?」

 (コイルのエナメルが溶けて絶縁が切れるので、巻き数が減って、モーターの出力が落ちるという、例の話かなぁ。)と、思いました。

 「使用中のトラブルを避けたいのと、出来るだけ寿命を延ばして使い潰そうとしているだけで、新品に近い性能に戻ることは期待はしていません。あ、それと、レギュレーターもお願いしますね、滅多に回さないと、癖がついて故障するようですから。」

 「わかりました、ご予算は?」

 「2万円を超えるようでしたら、連絡を下さい。よろしくお願いします。」


 というような具合で、上手く意思の疎通が出来たと思います。この方法が良いですね。


 
 伝票を見ると、交換した部品は、

ストッパー、ピストン、ピストンガイド、ヘッドシール、シリンダーシールS、バルブエレメントユニット、ピストンガイド、ピストンリングS、ベンザユニットS

 で、何のことかサッパリわかりませんが、全部で7500円くらい。

 圧縮機と減圧弁の分解清掃と部品交換の技術料が、8000円くらいでした。


 異音の原因は、ピストンのベアリング部分と、モーターの軸部にガタつきが出始めていること、だそうです。その部分の修理が行われたのかどうかは、不明ですが。


 満タン汲み上げ時間は、修理前が6分30秒で、

 修理後は、5分10秒でした。 期待以上の好成績といえるのではないでしょうか。


 さて。これで、大きなトラブルが無ければ当分はこのまま使っていって、故障する前、良さそうな新型が出たときに現役引退、余生は加工場での軽作業や非常時のバックアップ機として働いてもらう予定です。

 
 なんか、稼ぎが良ければですね、そういう人はどんどん買い換えるだけの話なのであって、僕は大事に大事にいつまでも使ってバカみたいですが・・・まあ、こういうユーザーも、面倒見てくださいね、メーカーさん販売店さん、よろしくお願いします。 購入ペースは緩いかもしれませんけどね(笑)。


 これにて、一件落着!


即製逆鏝鑿のレビュー

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 tosikaneさんが下さった試作の逆鏝鑿。

 ドライバー+木工機械の替え刃のブツ切り、の溶接で出来ています。


 右側は打ち刃物の逆鏝鑿。便利ですが、高価なのに出番が少ないのが難点です。




 試用の機会をうかがうも、いつになるかわからないので、模擬実験でご勘弁願います。



 柱の床欠きをしたけれど、高さが足りなかった、という設定。





 毛引きの位置まで、欠き取ります。



 

 普通に叩く。コンコン。





 やっぱりね、軸ズレのせいで、刃先が墨線と反対側に逃げて、真っ直ぐ入りません。






 では、打点が刃先の真後ろになるように傾けて打つと・・・
(実際には捨貼床があるので、こんな角度では打てませんが。)





 うん、まあまあ。





 ちなみに打刃物の逆鏝鑿だと・・・




 そんなに傾けなくても、まあまあかな。



 上の写真の右半分の打刃物の方が、さすがにきれいに取れています。

 
 実際には、こんな感じで柄を床に押し当てて、刃先が上向きに押し付けられるように使わないと、奥まで真っ直ぐ取るのは難しそうかなと。



 実はこの話、このブログで以前に一度書きましたが、軸ズレが大きすぎて使いにくい逆鏝鑿って、普通に売られています。大体は失敗してる。

 真っ直ぐ効きやすいように考えて作っているものの方が、少ないくらいかも知れないです。


 ドライバの柄が樹脂性なのと、軸が細いせいで、効きが極端に悪いかも、と予想しましたが、そちらの問題は少ないように思いました。


 クランク形状の方が、問題ですね。

 
 刃先は、今回刃先角が23度くらいだったので、早々に刃先が潰れてしまいました。喰いつきは悪くなかったので、もう少し厚く研げば、使用に耐えられるのではないかと思います。


 鑿を床に置いた状態で、刃先が床から3分くらい、僅かに上向きで、打点も床から5分以下が中心となるのが、理想です。 でも、そんなのは見たことがありません。 

 
 そんな感じです。


+++ 10月28日追記 +++

 toshikaneさんの製作の意図としては、突いて使う前提だったので、握って使う為に指が下に入るクランク形状であり、刃先角が23度としてあったものと思います。試作品を受け取ってから3ヶ月が経過してしまい、そのあたりを失念したまま記事を書いてしまいました。失礼をお詫びします。


















今日はお休みですか?

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 現場に出てせっせと働いていると、下見・打ち合せ・プランニング・見積・事務などの負担が重くなったときに、どんなに頑張っても遅々として進まないということがわかりました。無理。ひとり工務店無理、今のやりかたでは。

 そこで、考え方を変えて、大工手間の収入が無くなる不安に打ち勝って、現場に出ないことにしました。溜まった業務を進めることを優先する。これ、地味にけっこう大変です。職人さんじゃないとわからないかも。

(といっても、仲間からの応援要請とか、上棟とか、いろいろあるけれど。)


 そしたら、面白い現象が・・・。


「今日はお休みですか?」 


って、いろんな人から頻繁に言われる・・・。


「仕事しとるじゃろが!!」


 昨日なんか、お客さんとの打ち合わせが終わったところで、お客さんが、

「今日はお休み?」

「・・・・し、仕事ですよ。いままでも、これからも・・・。」

「そうなの?」

(そうなのって、あんたの家を直そうとしとるんじゃけど・・・)


 家で事務作業中に嫁さんの友達が来て、

「今日お休みなの?」


 事務を片付けて、車に乗ろうと家の外に出たら、畑仕事のご近所さんが、

「今日休み?」

 
 昼前に会った人に挨拶したら、

「重役出勤だね。」

 
 おかしいな? 仕事着きてるのに・・。


仕事です!


仕事してます!!


ずっと働いてますよーっーぉーだ!!!

 
くそう、みとれや・・。
 





かたちゃん損保・びろろーん保険

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 いまさら改めてお知らせするまでもないのですが、念のため・・。


 足場や屋根での作業で、インパクトドライバを腰に置くときは、やっぱり後ろ側が安全ですよね。



 前側や横付近にぶら下げると、腰を下ろしたときなんかに、不意にフックが抜けて落としてしまう可能性がガツンと上がりますからね。

 自分の場合、ステンレスのワイヤをループさせて、圧着スリーブみたいなやつでロックしたものを腰に2、3個くっ付けています。結構、外れにくいかと。軽いし安いし。


 で、さらに、カールコードで繋いで、もしものときの保険をかけています。


 1m強までストレス無く伸びれば、作業上の支障はありません。

 万が一、うっかり落としても・・。



 はい、びろろ~~ん。

 (ふー、助かったぁー。)


 ・・・てな具合です。

 
 今までに、2度ほど、命拾いしました。
 
 バッテリーともども潰れると、それは痛いですから。


 ただ、特にお気に入りのTD136は、旧式で買い替えがききませんから、そもそも高所には持って行きませんけどね。

 
 (ちなみに、安全ベルトは邪魔くさくて危ないので、大嫌いです!)

ある日曜日の発明(ひらめき)。

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 家での夕飯のときのこと。

 

 夕飯の量が少し物足りなかった小学生の子供たち3人が、カップラーメンを作って、分けて食べることになりました。

 

 お父さんは週末の楽しみである大河ドラマの「真田丸」の録画を見ていたのですが、いきなりリモコンで一時停止をかけられてしまいました。

 

 「なによなにー?」

 

 小3の長男いわく、

 「ちょっとごめん、争いごとになると嫌だから、お父さんに3等分に注ぎ分けてもらいたいんよ。」

 

 「なんだよ、カップ麺ぐらいケンカせずに譲り合って分けられないの?」

 

 「出来るかもしれないけど、ここは安全第一で・・。」

 

 うーん、まあね、兄弟仲良くが良いとはいっても、確かにそこは小さな社会でもあり、生存競争の練習場なのでありますね。小さなことでも、緊張が生まれるわけですな。

 

 譲り合いが最も効率の良い方法であることは日頃から教えてありますが、社会に出ればそれも万能ではありませんし、まだまだ身につく年齢でもありません。ケンカも含めて、いろいろなパターンを訓練しておくのが良いでしょう。

 

 今日は、早くテレビの続きが見たいので、トンチを使って収める(煙に巻く?)方法を、伝授することにしました。

 

 「じゃあ、お父さんの言うとおりに分けて、文句を言わないと約束してもらおう。」

 

 三人の子供は、頷きました。

 

 「よし、ほんなら、お姉ちゃん(小5)が、きっちり3等分に分ける。分けたら、お兄ちゃん(小3)が最初に好きなのを選ぶ。次に弟(小1)が選び、最後残りのやつを姉ちゃんの分とする。」

 

  これなら、誰も文句は言いにくいでしょう(笑)。

 

  そこら辺の理屈も含めて、子供たちは納得したようでした。

 

  そして、お父さんは作業をせずに済んで、サッサとテレビの続きを見たというわけです。

 

  おしまい。

 

 

 

 

単品生産は手強い。

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 先週のお仕事(現場部門)から。

 

 屋外の階段に、転落防止柵と手すり。↑

 

 

 ↓こちらの階段は、ほぼ使用しないとのことで、念のための扉付きの、通行止め。

 

 

 ご高齢のご家族さまの、安全のための柵です。

 

 

 金属製は見た目も触った感じも冷たいからね、と、木製をご希望いただきました。

 

 この手の工作物で難儀なのは、グラグラしないように自立させる算段です。

 あとは、野ざらしに対する耐久力の確保ですね。

 

 まあ、やれば何とかなるでしょう。・・・と、組み立て始めたのはよかったのですが、階段の横は溝を挟んでお隣さんの擁壁でして。アンカーを施工するための機械が入らなかったりします。考え込んじゃいますよ。まあ、なんとか、かんとか、なったけど。

 

 材があんまり太いと見た目がアレなんで、ハードウッドのイタウバってのを使って、細くてもガッチリ揺れないようにしてみました。

 

 ただ・・・加工と、組み立て・塗装にそれぞれ2日ずつの計4日を見込んでいたのですが、それぞれ1日ずつ余計にかかって、6日がかりになってしまいました! アチャー。(遅すぎ?)

 

 まあ、途中でいろいろ他の用事やら電話やらもあったけど、トリマー&ペーパーがけ+2回塗装は、ちゃーんと手間をみておかないと、いけませんね、シッカリかかっちゃいましたー。

 

 今回は完全に、手間の読み違えでありました・・・。

 

 こういった種類の仕事に全くの不慣れというわけでもないのですが、1回ぽっきりの単品生産で、現場の状況にも変化があると、正確な計画って難しいものです。

 

 凝っていると予算がかかりすぎるし、あんまり貧相なものも作れないし。

 

 手間を見積るにも、ついついお客さんの立場に立ってしまい、希望的観測が計算を楽観的に歪めてしまいます。そんなことって、ありません?

 

 わかっちゃいるけど、またコケた!みたいな。

  

 まあ結果的に、お客さんには、喜んでいただいたので、ほっと一安心出来ましたけれど。それがせめてもの救い(笑)。

 

 

 

 

 

 

そのまま、まっすぐ伸びてくれ!

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 小1の次男坊は、料理のお手伝いをするのが大好きです。

 

 

 背丈が全然届かないんで、踏み台に乗って。

 

 朝、畑から食べ頃の野菜を採ってくるのも得意で、”収穫ボーイ” と、呼ばれています。

 

 

 さて、彼には料理と収穫の他にも、不思議な特技があります。

 

 

 上の写真右手前に写っている白いのはギョーザですが、

 

 次男:「ギョーザの皮は何枚あるの?」

 

 母親:「全部で40枚。」

 

 次男:「じゃあ、ひとり8個づつだね!」

 

 即答なんですが、いつも、計算は合ってます。(0歳児の末っ子を除くと家族は5人です。)

 小1なので九九も出来ないし、塾にも行ってないし、そもそも割り算なんて出来ません。どうやって考えたのか説明させても、意味不明(笑)。

 

 6人居るところで24個入りのピノを出したら、

 

次男:「ひとり4個だよ。」

 

 

 遠足のおやつを買いに行き、いくつか選んで、決められた上限の金額まであといくら買えるか訊くと、

 「33円!」(←えーと、えーと・・・合っている。)

 

 次男:「どうして昭和が平成に変わったの?」

 父親:「天皇陛下が交代されたときに、昭和64年を平成1年としたんだよ。」

 次男:「へえ。じゃあ、お父さんが中2の時だね。」

 父親:「え!?確かにそうだけど、何で?」

 次男:「&%{*`~#’%(#)#~」

 

 やっぱり説明はわかりません。でも問題が具体的だと、なぜか即答。 子供って不思議です。

 

 これから学校で算数を習う過程で、きっとこういう能力は無くなって行くんだろうな、という気がします。オリジナルの思考を、型通りに矯正されてしまうから。

 

 なんだか勿体ないような気がしますが、社会生活に適応するためには、みんなそうして成長してゆくのでしょうね。

 

 

 

 

展示会に立ち寄って。

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 今日は、市内の大きな金物屋さんで、展示会が開催されていました。

 

 便があったので、ちょっと拝見。

 

 

 マキタの鮫肌というチップソーで試し切りしてみましたが、なかなか良いと思いました。

 

 その他各種機械工具の進歩を、いろいろとお勉強。

 

 (なかには退歩しとるのもあるけれど。)

 

 

 自分が商売をするようになって年数が経つうちに、営業さんと話をして感じることも、どんどん変化してきますね。見るところも変わるし、興味の方向も変わる。

 

 でも、良さそうな刃物や砥石を見つけると、ついつい手にとって吟味してしまう。そして気に入ると、欲しくなってしまいます。そこはずっと同じですね(笑)。

 

 以下、11月13日加筆:

 

 ryotaさん、カネジュンでなく別所次郎ですが、240のアサリ無しありましたよ。お好みかどうかわかりませんが、基本的に別所の横引きはよく切れると思います。

 

 


こんばんは。

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皆さんと一緒で、日々一生懸命、働いております。

明日は建前なので、気楽な日。怪我しないように努めてきます。

頼れる存在。

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 実は今月、7日ぐらいしか現場に出ていません。

 

 半分は建前だし(笑)。

 

 手間受け仕事をしながら自分現場の段取りが出来ない(僕の場合、ですよ。)ことに気がついたので、手間受けはやめました。

 

 応援要請にあれこれ応えていたら、自分現場の段取りが出来ない(僕の場合、ですよ。)ことに気がついたので、応援も大幅に絞りました。

 

 打合せや見積、調査、溜まった雑用の処理や、御用聞き程度の仕事の処理を徹底的にやろうと決めて、日当収入が無い不安と戦っています。

 

 だんだん大工から遠ざかっているのかも? それも考えちゃうところ。だけど、今は目の前の仕事を進める以外のことは、とても構っていられません。(ブログ書くのは必要な休憩ということで、ご勘弁。)

 

 

 さて、ここでわかっていることがひとつ。

 

 

 仕事を振れる体制が出来ていないのが、問題なんですね。

 

 全部ひとりで出来るわけない。

 

 「ひとりは駄目だよ。」

 

 と、賢い友人から再三助言をいただいているにも関わらず、残念ながら未だにひとり。

 

 

  いざ段取りが出来て現場が始まると、今度は、自分がやむをえない所用で現場を離れる度ごとに、工事がストップして、悩まされることとなります。それもわかってる。

 

 だから、応援大工さんだけは、何としても確保しなければいけません。

 

 

 例えばですが、僕が商店主か何かだったら、外回りをしている間に店番をしてくれる番頭さんや従業員さんがいないと、とても困ると思います。

 

 店番の間に、商品の管理や修理の対応なんかもしてくれると、本当に助かることでしょう。助かると言うより、頼りにしている、感謝に堪えない、生命線に近いものがあると思います。

 

 役割分担とか、人に任せることって、難しいです。

 

 判断の連続すべてに、利益が絡んでいます。何気ないお客さんとの会話の全てが営業でもあるし、要望の聞き取りでもあります。一言間違えただけでも、一度に信用を無くすこともあるでしょう。

 

 違う人間なんだから、同じことが出来ないのは当然です。わかってはいるけども、役割を分担出来る相手を得たり、お互いに育て合うことって、やっぱ、すごいなぁ、と。

 

 世の中の立派なボスは皆きっと、いつも心の中で、部下達に感謝感謝しているような気がします。部下から尊敬される以上に。

 

 羨ましいというか、そういう風にならないといけないなって。

 

 とあるご兄弟の日記を読んで、そう思いました。

 

 

 

 

 

 

 

手間受けのジレンマ。

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 昨日の記事のコメント欄で、「大工一辺倒だと、逃れられないジレンマがある。」と書いたんですが、簡単なことでして。

 

 手間受けで仕事をすると、元請けさんの為、施主さんの為、自分の誇りの為を思って仕事をすればするほど、自分の首を絞めることになります。

 

 だって、スピード=収入でしょ。仕上がりが良い大工は単価を上げる、なんて話は聞いたことがない。原則、良い仕上がりを求めるほど、手間はかかりますよね。イコール、収入減。

 

 もちろん、能率アップの工夫等は常にやっての話。

 

 逆に、首にならない程度に上手に抜けば、それだけ儲かります。

 

 要は、自分の考え方で、どこらへんでバランスを取るか、という話なのも、わかってる。

 

 でも手間受けするなら、毎日、このジレンマからは逃れられないのです。

 

 手間受けは、高品質が、金銭的報酬としては評価されない土壌。

 そういう業界の仕組みって、利益追求ならば手抜き推奨 なんだから、仕方ない。

 

 だって相当仕事荒くても、実際首にならないんだから、そういう話になりますよね。

 どっちかというと、荒い人優遇されてることになりますもんね。

 材料もどんどんゴミ箱に突っ込んだりとかね。

 

 手間受けで普通の何倍も稼いでいる人の話を聞いて、なんだか自分の道に自信無くなった感じでした。それが、ちょっと前の話。そんで今は、よそ見なんかしている場合じゃない。

 

週末。

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 きょうは、時間の合間を縫って、OB様宅にメンテに行ってきました。

 

 久々にお客様の喜ぶ顔を見ることが出来て、なんだか元気が出ましたね。

 

 

 昨日のこと、思い立って、久々に研ぎ物をしました。

 

 最近あまり刃物を使わないし、傷んだらすぐに研いでおくのが癖なので、どれもまだ研がなくても使えるのばかりなんですね。

 でも、研ぎたいから研いでみました。

 するとやっぱり、自分にだけはわかりますが、手の調子が落ちてます。そういうものですね。

 

 

 明日は、日曜日。子供と遊べたらいいな~。

何やってんだか(笑)。

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 こんばんは! 一週間ぶりですね。

 

 先週もいろいろとパタパタ動き回っておりましたが、甲斐あって工事に向けてのいろんな問題が解決に向かい、どうやら”かたさんの日干し一丁上がり”になる前に、着工金を頂くことが出来そうです(笑)。

 

 なかでも、浄化槽からの放流経路が民有の隣地をいくつも通過している関係で、地権者様との調整にずいぶんと走り回りました。今度は、工事のお知らせと、工事車両乗り入れのお断りですね。

 

 さて、建前の応援要請も全て断ったので、現場に出ることがなくなってしまい、たまには何か物作りをしたくて、ウズウズしてくることがあります。

 

 そこで、今週半ば、我慢しきれなくて、洗濯物干しを作りました。

 

 

 

 何故に物干し?

 ・・・だって、市販の物にはロクなのが無いから、嫁さんがいつも不便そうなんですよね。

 

 これ、主な特長は2点あります。

 

 まず、物干し竿に対して2点吊りとなっていること。

 

 普通のこういうやつは・・・

 

 タオルとか端っこに吊すと、すぐにこうなりますから。

 順番を考えながら吊らないといけないので、面倒なのです。

 

 次に、ピンチを吊っているチェーンですが、市販品のは絡みやすくてちぎれやすい。

 必要以下にボロいんですよ。

 

 なので、しなやかで丈夫なチェーンを使っています。

 

 逆に欠点もあって、折りたためないので、竿に吊りっぱなしで使う人用ですね。

 

 あと、木製なので、雨懸かりの場所では傷みが早いでしょう。

 

 

 使ってみての評判は上々です。

 

 早くも、「我が家にも作って欲しい。」という依頼が入り始めています(苦笑)。

 

 問題を見て、10秒ほどで案が出来て、あり合わせの材料でちょいちょいっと作っても、ロングセラーの市販品に負けないという、この不思議・・・。

 大量生産と拡販の手段さえあれば、ビジネスのチャンスはいくらでもあると思うんですけれどね。特に家庭用品は、市場が大きい。しかし、悲しいかな、いつまでたっても、ローカルなお役立ちオジサンのままです(笑)。

 

 別に全然大したこともないと思うのですが、この、意味不明な特技を、お客様の役に立てることが出来る日を夢見て、来週もまた、頑張りましょ-!!!

 

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