数日前、とある業者さんに、専門工事の見積もりをお願いしました。
今日現場からフラフラで家に帰ってきてパソコンをひらいてみると、メールで見積もりが届いていたので、サラッと目を通します。
すると、寸法が頼んだ製品と違います。
数字が一箇所、1ケタ間違って、超大安売りになっています。
部材がいっこ、抜けています。
うーん、駄目ですね。
残念、再見積もりを依頼です。 が、連休を噛んでいるので、遅れますねぇ。 あーあ。
そういえば、去年も、高価なプレカット断熱材を材料屋さんが拾い間違えて、困ったことがありましたっけ。
その前には、サイディングの見積もりをとってみたら、金物の数量が10倍になっていて、5万円が50万円になっていたことも。 床暖の見積もりも、機器の選定がおかしくて不経済、僕が提案し直したら大幅ダウン・・・なんてこともありましたっけ。
こちらは、チラッと見ると、何かがオカシイことに、ニオイで気が付くんですが、どうして精査しているはずの先方は気が付かないのでしょうか。
考えてみると、見逃すと大事になるような凡ミスをしたのは、みんな会社員さんです。
そこで、我が社の協力業者さんの中で、個人経営の方の顔を順番に思い浮かべてみると・・・。そうですねぇ、見事に・・・皆さん、そんなミスをしたことは、ありません。
電気屋さんなんか、かなり複雑な指示や検討事項やタイトな工程をいつもお願いしますが、全て間違いなくやって下さいます。拾い出しや変更・訂正も正確です。
単純に区分けするのは好きじゃないですが、傾向としては、やっぱり会社員さんの方がお気楽なんでしょうね。
逆に個人の方は、必死さがあるのでしょう。
そういえば、自動車関係の困った!で、いつもウルトラCの技を編み出して助けて下さる、古い付き合いの自動車屋さんも、やはり個人経営の方です。
これは、能力というより、本気度、集中力の差なんじゃないかなー、と、いう気がしてしまうわけです。
そういえばひとり、うちの水道屋さんは会社員さんですが、ほとんどミスをしません。
どんなときも慌てずよく考えて、こちらの意図も察してくれて、お客さんに下手なことも言わないので、任せておいて安心です。(現場で歩くのが、ちょっと遅いですけど。)
以前に一度、この水道屋さんに、ある現場で非常に力になって頂いたので、現金でお礼を渡そうとしたことがありました。
しかし、いくらすすめても、固辞されました。
彼が言うには、「自分は会社員であり、御社との取引関係からして、それは仁義に反します。」
・・・そういう、見上げた会社員さんもおられますね。 趙雲みたいなやつです。
こういう方にはどうやって恩返ししたら良いのか、未だに答えが見つかりません。名案はありませんか?
僕も、協力業者さんに負けないよう、顧客の信頼を得ることの出来る見積りを、心がけないと、いけません!!
というわけで、月曜は建前応援なので、体力回復を期して、今から寝ます!
仕事はほったらかしですっ!! ごめんなさい!
ではでは。